何時間こうしてるだろう



部屋中は異様な熱気が漂っていた。



時計は夜の8時
昇の両親が帰る時間だ。


「昇…時間ヤバイんじゃねぇ?」


陽菜を上にまたがせたまま昇は答えた

「ん?ああ、別にいいよ」

「別にいぃって…よくねぇだろ」

俺は昇の顔を覗く


「陽菜動けよ。」

昇はそう言うと

俺の顔に手を伸ばしキスをしてきた。