「キャー!!清水君おはよー!」

っと私の周りを
囲っていた女子が

後ろに囲っていた
男達を蹴散らし、

一気に入ってきた
男めがけて走って行く。


…パワフルだなぁ。

っとか思いつつも
どれくらい格好いいのか
気になってしょうがない。


「なー、歩夢ちゃん」

男子にとって
女子は邪魔者だったため
嬉しそうに話しかけてくる。

私の名前を呼んだ男の子は

ちょっぴり小柄で
目はくりっとしていて
可愛い系の男の子だった。