感方恋薬-知られざる月の館-

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その後、あたし達は校長と教頭と担任と駆け付けた消防隊の隊長に、こってりと油をしぼられ奇跡的にその日は一応解散となった。


あたしは、各人の前で終始力説した。あたしは巻き込まれたのだと。


しかし十把一絡げで、あたしも幸の一味扱いされたのは非常に心外で有った。

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家に帰ってから待って居たのは父親と母親のダブルの説教だった。


校舎にこれだけ甚大な被害を与えたにも関らず、退学にならなかったのは有りがたい事だと思いなさいと言う。


でも、でもだ、この結果は、あたしの責任でも何でも無いのだよ諸君。


あたしは声を大にして世間様に言いたい!。