亜矢が退場して披露宴が終わる


私と葵はテーブルに飾ってある花を取って、引き出物の紙袋に入れ、出入口に向かった


亜矢が旦那さんと二人で並び、1人1人にお礼を言いながら、何かを手渡す


私と葵は殆んど最後に出ることにした


「亜矢、綺麗だった!おめでとう」


葵が先にそう言った


「葵、お腹、大丈夫だった?」


亜矢は葵の大きくなったお腹に手を当てる


「うん」


ニッコリしながら答える葵の顔はもうママに見えた


予定日は7月


もうすぐだね


そして私も亜矢にお祝いの言葉をかける