キスに恋して…最終章

「さっきの子…可哀想だよ…頑張って気持ち伝えたのに」


すると直哉が私を見ながら言う


「可哀想?その気がねえのに断らない方がイイのか?楓がいるのに、受け取れって言うのかよ…」


「そういうことじゃなくて…」


私達は歩きながら口喧嘩みたいになった


「お前、昼休み、告られたんだって?何て答えたんだよ」


「直哉が好きだからって…私はちゃんと断ったよ」


「じゃ、俺と同じじゃん!」


フンと鼻で笑う直哉にムカつく


「断ったのは同じだけど、直哉はあの女の子の気持ち、聞いてあげてないじゃん」