―不可能な共存―

あたしたちが考えていた事。



それは、あたしに対してのいやがらせ行為をやった犯人が生徒の中にいるんじゃないかって事。



本当は、こんな事考えたくない。



生徒は教師に疑われると、ものすごく傷つくという事をあたしもアラタも知っているから。



だけど、疑わずにはいられないこの状況が悔しくてたまらない。



「今日は自分で片付けるから」


あたしは、自分のハンカチでカラスの死骸をつつみ、職員室を出た。