―不可能な共存―

入り口の真っ黒のドアには銀色で『guilty』と書いてある。



南條はその文字を見つめ、おもむろに言った。



「お前、『ギルティー』の意味わかるか?」


「わかんない」



南條はドアを睨みつけた。



いつもの穏やかな表情からは想像できないような表情だった。



「有罪」


「え?」


「『ギルティー』は有罪って意味なんだよ」



少女も南條と同じようにドアをにらみつけた。



「ピッタリだ」