私が頭を触ってみても、痛いところは特に無かった


「昨日、屋上で日食は見たけど…」


その言葉に二人は反応する…


「環〜どうしたの?」


「え?」


「昨日…日食は、全校生徒、校庭でみたじゃん…」


「あ………」


やっぱり、私だけおかしいんだ…


屋上で見た私は、夢だったの?


こっちの世界が正しいの?


解らない…


「ねえ、環、何でもいいから話して!聞いてあげるから…」


その言葉に安心して、とりあえずよんちゃん?きょうちゃん?に話してみる事にした…信じてもらえなくても…