Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜




「お邪魔しま〜す
いただきま〜す」


「あははは〜!どぞどぞ〜」


知らないところは
いつも緊張する


「相変わらず本ばっかり〜
…てゆか増えてない?!」


「読みまくってるもん
寝まきそれ、布団敷くよ」


「え、大変だし
一緒にベットでいいよ?」


「やだよ〜ユカ破壊的に
寝相わるいんだもん」


「えーー!!」


げらげら 二人で笑った




カーテンの開けられた
まだ薄暗いベランダからは
公園の外灯と、高い木




「でも、明るい人でよかったね
ヴォーカルの人」


「あ!うんうん!
歌も上手だったし!」


「でもユカ
なんかずっと、変な顔してたよ」


「――― え…」




「思った事サクサク言うタイプだし
私はああいう子、好きだけどねー

何か気になることとか言われた?」


「う…ううんっ!
そんな事ないよ?!!
ベース綺麗ってほめてくれたし
ヘンな事なんか全然!!」


「じゃあもしかして
マキちゃんが選んで来たのが
いつもみたいに”Chea-Ruu”とか
アズの曲じゃなかったから?」




「―――…
あ〜…そっかぁ」




… それなのかな


なんかちょっと 落ち着かなかったの…