Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





「――― ユカ」




しかも玄関に入ると
何故かお母さんが立ってて…


お帰り以外、特に言わなかったお父さんは
一度車を置きに 駐車場に行った




「… もう夜中だよ? ユカ」




意味わかんない…


ライヴある日とかこのくらいだし
練習ある日は、朝帰って来るのに…




「もう大学生だからと思って…
お父さんもお母さんも大目に見て来たけど
最近色々、あんたヘンだよ…?」




ヘンってなに?




「… それにここのところ、事件も多いし


携帯持ってるんだから…
せめて連絡だけは入れてちょうだい」




「… って来たじゃん」


「え?」




「ちゃんと帰って来たじゃん…!!」


「―――… ユカ!」