Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





「―――… あ〜
ムネヤケかなあ…これって…」




夜中、ベットに入っても
なんかなかなか眠れなくて
結局、一晩中起きてた…




「もうお昼かぁ…」




部屋の時計、カチコチ




――― お腹すいた…






ケータイ握って、お風呂と
なんか食べようと思って階段を降りる


「お母…!」




話し声




「… いえ
お話はありがたいんですけど
もうナツキも私も、普通の主婦ですから」




――― 電話してる?




「あっはっは!
ああいう衣装着て踊るような歳でも
もうありませんしねえ

はい、ええ
お断りさせて下さい
申し訳ありません」




電話、切った




「――― あら!!ユカ!!
起きて来てたの!!」




「うん」


「ムネヤケ治った〜?」


「…まだあ」


「なんかお粥とか、優しい物食べとく?」


「ん〜…
別に普通でいい」


「今日はどっか行くの?」


「ん〜…
あ〜…ポスター貼り行くかも〜」


「体調悪そうだし
雨も降りそうだから
またにしたらあ?」


「ん〜…」


「楽しくないの?大学」


「―――… え なんで?!
スゲー楽しいよ?!」


「ならいいけど」




ヘンなお母さん…