Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜






「――― やっと、お礼いえたね〜…」


「うん… いえたあ…!」



風、なんかキモチいい ―――




「あ〜
でも〜、なんかくやしいな…!」


「――― ユリちゃん?」



「だってあんな時〜
私たちが有名だったら〜
”代わりにアタシたちが
出てあげてもよくってよ”
みたいなさ〜」


「――― ユ…ユリちゃんでも
そんなこと思うの?!」




「そりゃ〜そうだよ〜

… ユカがさ、もしかしたら
”私たちが出ます!”って
叫んだらどうしよう って
ちょっとワクワクした〜」


「ヒヤヒヤじゃなくて?!」


「確かに〜
…なんかそういう雰囲気じゃないの
途中でわかってからは
アワアワしてたけど〜」


「あはははは!」


「やっぱり〜…
高校とは違うんだなって…」


「―――… うん 」




「アズ… 怒ってないかな…」


「――… うん 」


「”頼ってくれて嬉しかった”って
言ってくれてはいたけど…」


「―――… うん 」




「やっぱりどこかで
”カミサマ”代わりにしてたよね
私たち…」




「―――… うん 」




「”しばらくお仕事
お休み”だって言ってたから
今度〜、電話してさ」


「うん」


「服とか見に行く時〜
アズ、誘ってみようか!」


「――― うん! 」





きっと 大学生になれば ―――…