Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜






一斉に帰る お客さんの波の中
腕章をつけた、向井さんの姿を見つけた




「向井さ ―――…!!」



だけど


名前を呼んで、あげた右手を
私たちは二人は すぐに降ろしてしまった…




向井さんだけじゃない




私が知ってる、いくつもの顔は
お客さんの誘導に 必死だったから ―――






すぐにステージの解体が始まって
部外者はそばに近づけなかったから
ずっと、近くのカフェで待ってた




「あ」


「あ
――― ぁあっ…!!
今ジュース買ってる人!
昨日っ、あの人いたよねっ?!!」


「うんうん!!いたっ!!」




カウンターのとこに
ヨレヨレになった、実行の人発見!


「あ、真木さんなら 駐車場に…」


「駐車場っっ?!?!」


「…ヤバイ!!ユカ!行こっ!!」