Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





「――― アズ!
今日はホントにありがとう!!」


「あ…ありがとう!!」


「ありがとう〜!!」


「ううん!
二人とも元気だったし
頼ってくれて嬉しかった

――― うおっ!
タイムセール遅れるっ!」


「アズアズこれ!
冷凍みかん忘れてるよ〜!」


「あっ!ユリちゃんありがとう!!」


「ううんっ!」


「アズ〜
今日の夕飯、なににするの〜?」


「えっとね〜!」


「うん!」


「オムライスー!!
と、冷凍みかんー!」


「あははは!」


「じゃあ、みんなまたね〜!!」


「うん!またね!
メールするね!」


「―――… またね〜!!」


「ま、またね!!!」






夜の八時


うちらのほうだと
だんだん明かり、少なくなってく時間


それとは逆に
だんだん明るく、賑やかになってく街へ




アズさんは 柔らかく笑いながら
手をぶんぶん振って 戻って行った






「―――… キレイだったぁ」


「トモちゃん」




「マジで…
あんなキレイな人…いるんだぁ…」




新宿は、少し雨が降ったみたいで
信号 宝石みたいな赤と青