Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





「… なんか〜
まだ現実に戻れない〜」


「だよねぇ〜
でも途中、花だけの時は驚いたけどぉ
最後、ああなってよかったぁ〜
う…また涙出て来ちゃった…」


「わはは
葉山はわかるけど
ユリも結構、ハマるタイプ?」


「かもぉ〜
… あ〜メイクやば〜い
ちょっと顔とか洗って来るね〜」


「私、なんか飲む〜〜…」




かなりぼーっとしながら
明るい外を歩く




中、少し暑かったから
ベンチに座って、お茶を飲んだ




「――― あれっ
葉山さん、澤村さん!」




「あ…トモちゃん」


「こんにちは〜」


「どうしたの?!
… なんかあった?」




二人で、横に首 ぶんぶん振った


その言葉が、劇の中の姫の台詞に似てて
なんかまた涙出て来て、ちょっと泣いた