「… なんか〜
まだ現実に戻れない〜」
「だよねぇ〜
でも途中、花だけの時は驚いたけどぉ
最後、ああなってよかったぁ〜
う…また涙出て来ちゃった…」
「わはは
葉山はわかるけど
ユリも結構、ハマるタイプ?」
「かもぉ〜
… あ〜メイクやば〜い
ちょっと顔とか洗って来るね〜」
「私、なんか飲む〜〜…」
かなりぼーっとしながら
明るい外を歩く
中、少し暑かったから
ベンチに座って、お茶を飲んだ
「――― あれっ
葉山さん、澤村さん!」
「あ…トモちゃん」
「こんにちは〜」
「どうしたの?!
… なんかあった?」
二人で、横に首 ぶんぶん振った
その言葉が、劇の中の姫の台詞に似てて
なんかまた涙出て来て、ちょっと泣いた


