「――― え〜っ?!
そんなコトがあったんだ〜?」
ユリちゃんに
渋谷であったこと、話した ―――
「う…うん
だから、少し調べてみたんだけど
なんか網みたいな写真とかあったり
よくわかんなくて…」
「――― やってもらおうよ」
「で…でも
学園祭で、忙しいじゃん?」
「逆に言えば、今
被服科のいろんなものが
かなり自由に使えるわけじゃない?」
「でも、お礼とかは?
… 皆、ライヴ代とか、スタジオ代とか
実はけっこー、ムリしてるしさ…
材料費とか、どうするかとか…」
「う〜ん…
―――… うん
任せて〜!いいコト思いついた!」
「…… ?」
「それより〜、学園祭!
武藤君、呼んであげれば〜?」
――― え…
「食券も買ったし!
十二月に入れば、また練習多くなるし
… 一日くらい、ちゃんと
カノジョしてあげなよ」
「―――……」


