だから 次の日も、スタジオ ―――
「――― 葉山ちゃん!!時間!
上がっていいぞ〜!」
「あっ…!!
ありがとうございます!!」
「おつかれさま〜」
「おつかれさまでした!!」
「葉山さん
ぉはょぅござぃまぁす」
「あっ!!おはよ〜!!井上さん!」
バイトあがりのロッカー
今日は夜に入って、朝まで練習
決めた曲順通しでやって、それから…
「葉山さぁん」
「――― んっ!!?」
横で着替えてた、井上さんの声
ボタン外すの 数甘かったらしくて
首のとこでつっかかった…
「―――… ライヴぅ
見に行けなくて、すぃません…」
「… えっっ?!?!」
やっと 首が抜けた
「… なんかぁ
ぁたしホントーはぁ…
すっごぃ見に行きたぃんですけど…」
「… えっ?!」
「ァィッがぁ…
前カレのコト けっこー気にしてて…
ライヴとか行くとぉ…
思い出すんじゃなぃかとかゅってぇ…」
「村田さん…?」
「別じゃなぃですか?そんなの…」
「―――…」
「なんか信用されてなぃってゅぅか
友達に〜かなり責められたんですょ
でもちゃんと別れたのに…」
でも 村田さんは…
ポスター貼ろうかとか、言ってくれた…
「――… すぃません、変なコトゅって
あ、ベース持ってるってコトは
練習ですか?」
「う… うん!」
「まぢで応援してるんでぇ
がんばってくださぃね〜」
「あ、…ありがとう!!」


