「おはようございます!」
「おはよ〜ございまっす!!」
「おはようございます!」




真正面の、天井近くにはテレビ


壁にはカレンダーとポスターと
書類がいっぱいの机


イスから立ち上がったのは
スタッフの、男の人 ――――




「”ストロベリー、ピンクさん”?」


『は、はいっっ!!!』




「ここへの出演、初めてですよね」


「はい!」




「じゃあ、一緒にこっちへ!」


『――― はいっ!!!』