封筒の中には
そんな事がたくさん書かれた
コピー用紙が一枚
でも、そのライヴハウスの事を
私は全然知らなかった ―――
「マキちゃん、ここって…?
どうしてここにしたの?」
「渋谷って場所と
PearlPickは、結構新しめの場所で
あまりジャンルが偏ってないんだ
過去の出演リスト見たら
ガールズバンドも結構出てるし
それで決めた」
「マキちゃ〜ん
横濱とかにも、送るって言ってたよね?
そっちは結果、どうなったの〜?」
「あ、送ってないの
横濱はお客さん呼ぶの
難しいって聞いたから」
「え…でも”Chea-Ruu”って〜
色々なライヴハウスでやってて
スゴイお客さん来てたんだよね?!」
「うん
あそこはもう、固定がついてから
それならどこでやっても
お客さんはついて来る
でも、横濱のライヴハウスっていうのは
もう地元でずっとやってる人たちや
アマバンのイベントとかじゃなければ
お客さん集めるの
なかなか難しい場所みたい」
「――― そっかぁ…」
「出来れば
ここを拠点にしたいと思うの」


