Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





封筒の中には
そんな事がたくさん書かれた
コピー用紙が一枚


でも、そのライヴハウスの事を
私は全然知らなかった ―――




「マキちゃん、ここって…?
どうしてここにしたの?」


「渋谷って場所と
PearlPickは、結構新しめの場所で
あまりジャンルが偏ってないんだ

過去の出演リスト見たら
ガールズバンドも結構出てるし
それで決めた」




「マキちゃ〜ん
横濱とかにも、送るって言ってたよね?
そっちは結果、どうなったの〜?」


「あ、送ってないの
横濱はお客さん呼ぶの
難しいって聞いたから」


「え…でも”Chea-Ruu”って〜
色々なライヴハウスでやってて
スゴイお客さん来てたんだよね?!」


「うん
あそこはもう、固定がついてから

それならどこでやっても
お客さんはついて来る

でも、横濱のライヴハウスっていうのは
もう地元でずっとやってる人たちや

アマバンのイベントとかじゃなければ
お客さん集めるの
なかなか難しい場所みたい」




「――― そっかぁ…」




「出来れば
ここを拠点にしたいと思うの」