「え…
そんなことないよ?!」


「学校の友達はぁ…
ぁたしが元カレに告るの
協力してくれたんですょ
だから相談とか絶対出来なぃし
けっこー、悩んで〜…


ちゃんと好きだったけど…


ぁたし…
かなりさみしがりゃだから
ケンカとか最近多くて
自分も疲れて来ちゃって…」


「村田さん、いい人だもんね」


「はぃ
奴と絡み始めてから
ぁたし、安定したってゅうかぁ…
ぃちぃち、なんかぅるさぃし
めんどくさぃんですけどね〜」


「あはは」




「でも、しぁわせですょ…

ただ…まだ向こうと会えてなくて
ちゃんと別れてなぃから…

どっちにしろ
学校始まってからなんですけど

でも最近なんか、放置されぎみだったし
自然消滅でもぃぃかなとか…」






夜空にバチバチ 花火があがって




大きな歓声の後には 白い煙




風が吹くほうに、ゆっくり流れてく