Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





「――― なんかさ〜、ごめんな?」


「へっ?!なにが?!」


「雨男、俺かもしれない…」


「…っあははは!ええっ?!なんで?!」


「だってさ
前も雷で電車止まるわ
そんな事言ったら、卒業式も雪だったろ」


「え〜!そしたら私かもじゃん!」


「そういえば、両方一緒の時か〜
今日も」


「うんうん!
でも体育祭の時は晴れてたじゃん?
文化祭は午後、一緒に回った時
少し雨、降ったけど」


「体育祭は、俺がリレー出たし」


「そっかぁ!そうだね!
あれすごかった!
え、でもそしたら文化祭
武藤なんかやったっけ?
うちのクラス、休憩室だったし」


「あ〜あれな〜
まあ三年だったから仕方ないけど
つか俺らの前の代まで
すっげえ面白かったのにな〜」


「食べ物屋もダメんなったし〜…」


「… 加藤センパイたちとかいて
スゲー盛り上がったよな!
俺、この高校来てよかったって
マジで思ったもん!」


「そーそーそー!!私も〜!!」


「葉山にも会えたしさ!」


「まあたそうゆう…」


「マジで言ってんだって!」


「――― 武藤!葉山ちゃん!」


「葉山さぁん!」


「あっ!村田さん!井上さん!」


「友達とはぐれたって?」


「そうなんですよ〜!
でも武藤にケータイかけてもらって
連絡つきました!」


「そっかそっか
なら安心したわ
んじゃ武藤!また明日な!」


「おう!またな〜!」


「葉山さん、武藤さん、またぁ〜」


「あれ?!
二人ともどこいっちゃうの?!」


「うはは
んなの決まってるっしょ〜」


「へ?」


「ユカ〜〜〜!!武藤!!!」


「―――― マキちゃんっ!」


「久しぶり〜〜!真木!ユリ!篠原!」




雨、やんだ