Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜






『―――― ちっ…遅刻!!!

ほんなごと、もうしわけなか…!!』






客席からあがる 歓声と口笛


そう叫びながら 思いきりおじぎして


ステージの上を走って来たのは
白いTシャツ、ショーパン、ブーティ




ステージに現れた『ビー玉』は


ヴォーカルの子、靴が片っぽ脱げてて
スタッフさんがそれ、届けに来て
慌てながら スタンド握って履いた




スネアだけ 薄い奴に交換した
背の高い、ベレー帽かぶった女の子は
スタッフさんに、おじぎして座って


キーボードのとこに走って行った
少し気の強そうな女の子は
手元みて、何か 確認した後
ぜいぜいしながら、右手 上にあげた




モニターの映像はそのまま
プロモの音だけ止まる


そこから繋げるみたいに
今度は 生のシンセ


曲 最初から始まった






『♪”…ボクノキモチ。キミノキモチ。”』