『―――― ちっ…遅刻!!!
ほんなごと、もうしわけなか…!!』
客席からあがる 歓声と口笛
そう叫びながら 思いきりおじぎして
ステージの上を走って来たのは
白いTシャツ、ショーパン、ブーティ
ステージに現れた『ビー玉』は
ヴォーカルの子、靴が片っぽ脱げてて
スタッフさんがそれ、届けに来て
慌てながら スタンド握って履いた
スネアだけ 薄い奴に交換した
背の高い、ベレー帽かぶった女の子は
スタッフさんに、おじぎして座って
キーボードのとこに走って行った
少し気の強そうな女の子は
手元みて、何か 確認した後
ぜいぜいしながら、右手 上にあげた
モニターの映像はそのまま
プロモの音だけ止まる
そこから繋げるみたいに
今度は 生のシンセ
曲 最初から始まった
『♪”…ボクノキモチ。キミノキモチ。”』


