『彼』の両手 パイプ椅子の背もたれ ギシッ て 音がして… 真っすぐに 見つめる眼 近づいて来る 海の におい ――― そのまま… 今までで一番長くて… 優しいキス ふって来た… 「――… 席まで送る」 「… う ん …」