Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





『彼』の両手


パイプ椅子の背もたれ
ギシッ て 音がして…




真っすぐに 見つめる眼


近づいて来る 海の におい ―――




そのまま…




今までで一番長くて…


優しいキス ふって来た…






「――… 席まで送る」


「… う ん …」