Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜






簡単だった




「――… 焼けたね」


「なっ…!!
フツー会ってすぐ、そういう事いう?!」


「… だって本当の事じゃん」


「あ…!
そ、それより…!
こんなとこ…出て来ていいの…?!
バレたら大パニックになるよ?!」


「… 別にバレないし
”俺”たくさんいるから」


「ぷっ」


『彼』はタオル 頭に巻いて
オレンジ色したサングラス
白いTシャツ ジーンズに
足は白い、ビーサン履いてる


これなら確かにバレないかも




「… お土産って何?」


「そーだそーだ!
えと…あっち座ろ!
アズさんとか青山さん
皆にも、買って来たの!」


「… 青山さんには
シーサーの付いた灰皿に一票」


「え゙っっ!!」


「当たりだろ」




――― 『彼』が 笑ってる




あんなに、悩んでたのに…
こんな 簡単な 事だったんだ…