バイト先のある駅までは、すぐ
電車おりて、駅ビル
お店の看板は、すぐ見えて
ショーウインドー越しに
こっちみて手を振ってる
武藤と、井上さんを発見
自動ドアの音
涼しい空気
「――― 葉山!久しぶり!」
「おはよ〜!」
「ぉはょぅござぃまぁす
なんか〜、ちょー眠くないですかぁ?」
「眠〜い!!
それにこうやって、お客さんで入るの
なんか、変な感じ〜
あ!おはようございますチーフ!」
「おはよう葉山さん!
沖縄、楽しかった?」
「ちょー楽しかったです!
あ!お土産どうぞ!
これがお店のみんなにで
これ、チーフに!」
「え…うわ、いいの?!
可愛い〜!ありがとう〜!!
あっ!ご注文は?」
「アイスティーください!」
「はい!少々お待ち下さいませ!」
すぐに、アイスティーがやって来て
それを飲みながら、皆でおしゃべり
「武藤と、井上さんにも!」
「やった!サンキュ!」
「ぁりが…
ぇ…ちょ、葉山さんそれ!!
”Jewel”のバッグじゃなぃですか!!」
「――― え?!あ、うん!!
…えと、入学祝いに、もらった…」
「まぢでぇ?!
も〜…ぁたしも早く、大学生なりたぁぃ」
「お待たせ〜」
「お! お疲れ!村田」
「ぉそすぎ〜」
「村田さん、久しぶり〜!」
「おう!!
…つか焼けたな〜!!葉山ちゃん!!」
「げっっ!!
そ、そんなに焼けてる?!」
「そりゃ〜行く前に比べたらなあ」
「えええ〜!!日焼け止めとか
ちゃんと塗ってたのに〜!!」
「健康的!って感じだろ
じゃあ、そろそろ行こうぜ〜」
「うん!…あれ?」
「どうした?葉山」


