Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





なんでそんな事いうのか
全然、わかんなかったけど




「それからこれが、今、録った奴」


アゴから汗、手の平で拭く ―――


ただうなずいて、ヘッドフォン握った





「―――… え 」


曲、終わって
マキちゃんが、こっち向いた


「一番最初のに比べると
格段に、上手くなってるでしょう」




「… うん
―――… びっくり した…」



全然、違う …―――




「こうやって録る利点の何かって
自分の欠点わかるから
どんどん上手くなる事なんだよ

だから、なかなか終わらないの」




「… それってさ」


「うん」


「私…まだ… 上手くなれる…って事…?」


「当然!!」