トン!て太鼓の音
続けて四拍子
男の人たち 『ハイヤ』の掛け声
続けて手をあげて、足はステップ
”カチャーシ”って踊りが始まった
「女の子はさぁ、手 拡げるの〜!」
「え… え…っ?!手?!」
「みんな〜上手い上手い!」
「シ、シノの踊りが倍速っっ?!」
「絶対酔ってるううう!!」
「え゙?!新婚旅行
ネズミーランド行くのお?!」
「うん!一緒に行くの
夢だったんだぁ」
「うちの結構近くだょ…」
「わはははは!」
花婿さんが胴上げされたり
誰かが、海に飛び込んだり
そのたびに大笑いして
どれくらい 騒いでたんだろ ―――
風、かなり強くなって来た頃
花嫁さんとメアド、皆で交換した
「またね〜〜!!」
「チバリヨ〜!!」
「お幸せに〜〜っっ!!」
花婿さんと 花嫁さん
天の川の下 一緒に帰ってく
「――― あたしたちも帰ろ!」
「うん!!」
「弾くぞ〜〜〜っ!!」
ちょっとフラフラしてるシノや
歌いまくってる皆と、腕を組んで
ざわわの緑の中 一本道を
夜空、見上げながら 歩いた


