Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





月と 夜空
突然の、パーティーへのおさそい



「ええっ?!先生と…生徒っ?!」


「あはは…
プロポーズしたのは
卒業してからだけどさ〜」


「はい〜
私は東京の、大学行って…
春、こっちへ戻って来たんです」


「スゴォ…
ホントにあるんだぁ…
小説とかの中だけかと思ってたぁ」


「特にうちの高校
オジサンばっかだったしね」


「ないよね〜」


「ナイナイ!うらやま〜!」


「って事はぁ
禁断終わったけど〜、遠恋?!」


「あは、ですです〜
… ホントは私、離れるのいやで…
こっちに残ろうかと思ったんだけど
先生が、大学は出とけって…」


「ぃやあぁん!頑張ったねぇえ!!」




ユリちゃん、花嫁さんに抱き着いて
花嫁さんの目が、ウルウルして…


こぼれ落ちる、花嫁さんの涙を
一生懸命、花婿さんが拭いてる




「ほら二人とも!飲め飲め!!
これ一本、夜が明けるまでに空けるぞ!」




高い、よく張った 太鼓の音
すぐに響く、賑やかな三線


みんなみんな 砂浜で踊る



お神酒がわりっぽい
そのお酒をすすめられて
ちょっとだけ口つけたけど
チョー強くてびっくりした


「… ぶわあっっ?!なにこれ?!」


「泡盛よ〜」


「む!むわあああああ!!」


「シノ、強っ!!」


「フッ、もののふとして
これくらいはな…」


「ユカぁ
シノちゃん最近、武士だよね…」


「武将モノにハマってるから…」


「なるほどなるほどぉ」


「でもさぁ、ユカも〜」


「うん」


「ありえない的には〜
ユカも相当だけどね〜」


「へ?!何が?!」


「”人気ミュージシャンとの恋”〜」


「………… って
だって…知り合った時は…」


「まぁね〜、でも〜」


「あ、おじ〜が三線弾くかも」


「えっ」


「おっ?!」


「マヂでっ?!?!」