Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





でも…




『――― 葉山?』


「…あっ ううん!!ごめんごめん!!
お風呂あがったばっかでさ〜
ぼ〜っとしちゃって!アハハ!」


『… もしかして
あの”ビー玉”ってバンド
気にしてるのか…?』


「―――… あ 」




私は… 口、笑った形のまま
黙ってしまった…




『… この前
電話切った後に、そうかなって
野外ステージ少し出るとか
サイトのトップに、あったし』


「… あは」


『なんだったらさ!
ライヴやめて、その日は一日遊ぶか?!
俺、付き合うからさ!!』


「… だ〜いじょぶだよお
―――… ありがと 武藤」




『… 葉山、おまえさ』


『ぶもおばばやまちゃ〜ん゙!!!』


『だ〜っ!!村田飲み過ぎっっ!!』


「あははは!!そうだ!!
お土産買うから〜!武藤何がいい〜?!」


『え〜っと…』




―――… 武藤、気がついてたんだ