Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜






ピンクと水色の泡
混ざり合ってるグラスは
私たちと一緒に、汗かいてる




「もう一回、通してやってみよ」


「うんっ!」


「そしたら、次の曲いく?」


「そうだね、一応ライヴ出る場合
だいたい持ち時間三十分だし…」


「五曲あるんだっけ?」


「うん 一応」


「ポップス系三曲、バラード系一曲…」


「バラードは間違いないね〜」


「うんうん!!」


「歌詞見ると、失恋ソング?」


「でもでも歌詞〜
前向き?でいいかも〜」


「で、マキ殿
隠すように混じっているこれは」


「… 完全な私の趣味です」


「アハハハハ!
ギター、思いきり系っっ!!」


「ボツでいいから…」


「いやいやいや!マキ殿
こういうのも一曲あると
バリエーションに富んでて良かろう」


「じゃあシノさ…」


「うん」




誰も食べないから


床に置いてたお菓子、しけってしまった