Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





「理由?
なんだっけ〜…

あ、なんかさぁ、取りあえず
バンドで一曲やれって課題出たのね


そしたらタカコ、誇らしげに
ガッチガチの作って来たからさ


”じゃあ一人でやんなよ”って言ったら
いきなり頬叩かれて、それから殴り合い」




「うそぉ…」


「向こうから殴って来たのに泣くしさ
意味わかんないし
なんかあたしだけ悪者みたいじゃん」


「あ…で、でもそれは…」


「聞いた聞いた〜
バンド仕切って中学の時
ハブにされたんでしょ?

んなの知らないって〜
いつまでも引きずってられたら
こっちが迷惑だよ


で、今バンドやってないなら
ここで組もうかって言ったら
まだ高校でのバンド続けてるって

んで 曲聞かせてもらったら」


「う、うん!!どう思った?!」


「皆の会話、マジウケて〜
それで入りたいって言ったの」


「か… 会話あっ?!」


「え、なんで?」


「… いえ…なんでもないデス」


「あたしらはさ
あたしらの人生いきて来たし…
そこから生まれる物で
いいと思うんだよね…」






花が 鳴ってる ――――




「そういえばユカ、昨日の夜」


「う、うん!」


「練習遅れたの、ホントに腹痛?」


「―――― あ…」