「マキちゃ〜ん!
これがタコライス〜?!」
「うま〜い!うまいよ〜!!」
「ユカ…泣かなくても…」
「作り方〜知りたいかも〜」
「簡単だよ
ひき肉、チリソースで炒めて
後はご飯の上に、レタスとかトマトと
一緒に乗せるだけだし」
「これは〜?角煮みたいの〜」
「ラフテー」
いつもより
ちょっとだけ早い夕食は
ユリちゃんがマキちゃんに
料理の作り方聞いてて
他にもチャンプルーっていう
キャベツとかニンジン入った
野菜炒めとか
あのゴツゴツの
キュウリみたいのはゴーヤで
なんかちょっと、苦かったけど
シノはかなり気に入ったらしくて
選ぶみたいにして そればっか食べてる
食後は皆で 庭のテラスへ
白いテーブルに
黄色く熟れたパイナップルと
オレンジ色した
パパイアの盛り合わせが出て来た
「…… キレイ 」
「おいしい…」
「眠くなって来るね〜…」
「うん…」
ここに来るのに、坂を昇って来た
暑いけど 風がキモチいい
ブーゲンビリアの色 夕暮れになって
余計に目立ってる感じがする
楽しそうにマキちゃんと笑いながら
おじいちゃんの飲んでるビールは
私も知ってる 星座の名前 ―――


