Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜





「――― おお…!」


「おおお!!にぎやかな商店街!!!」




ジープで待ってるおじいちゃん置いて
うちらは五人は、横並びでダッシュ!




「外国とかの市とか
中華街っぽいね〜?!」


「なんか、バザールみたい!!」


「あ〜!わかるわかる〜!」




赤、青、黄色 ―――


果物、服、お菓子の袋
ヤシの実で作った、カバンみたいの


カゴにいれられたり
吊り下げられていたり


ちょっとだけ
店先から飛び出して
道に並べられてる物は
皆、カラフルでハデだ




「ねえねえカノジョ達!!」


「えっ?!?!」


ヒカルが、男の人に
声かけられて ―――




「そこうちの土産物屋なんだけど〜
内地から来たんだよね?観光?」


「うんうん
さっきついたばかりで〜」


「じゃあ絶対寄ってくべきだって!
オススメ選んであげるしさ〜!」


「え〜
さっき向こうの人にも声かけられて
行くって言っちゃったから〜」


「え〜マジで〜〜!」




人ゴミの中

その男の人が、振り向いた途端




「… 逃げっっっ!!!」