人間ブルーとネコのルディの待つリビングへ向かって、私は言った。
「ねえ、ブルー!夕飯はお外で食べようか!」
ずっと家にいたブルーに、私は昨日のルディのように外に出たら何か楽しいことが見つかるのではと思い誘った。昼間も誘って断られたが、気になるアルバムも一通り目を通した事だし、気晴らしになってくれると思った。
ブルーはルディに比べ、人間になってもとても落ち着いている。
むしろ自分の現状をよく把握してるような感じがする。
それでも、ネコのブルーは血統書付のロシアンブルーでほとんど家から出した事がなかったので、私は昨日のルディのように少しでも「自由」を感じてもらえたらと思った。
「外か~。うん、いいね。行ってみよう。」
「良かった!」
「多分今日はもう収穫は無さそうだしね。」
「え?」
二言目がぼそっと小さくつぶやいたので、私は聞き返してしまった。
ブルーが「何を食べさせてくれるの?」とすぐ話してきたので、私達の会話は途切れることがなく、そのまま家を出る頃まで続いた。
「ねえ、ブルー!夕飯はお外で食べようか!」
ずっと家にいたブルーに、私は昨日のルディのように外に出たら何か楽しいことが見つかるのではと思い誘った。昼間も誘って断られたが、気になるアルバムも一通り目を通した事だし、気晴らしになってくれると思った。
ブルーはルディに比べ、人間になってもとても落ち着いている。
むしろ自分の現状をよく把握してるような感じがする。
それでも、ネコのブルーは血統書付のロシアンブルーでほとんど家から出した事がなかったので、私は昨日のルディのように少しでも「自由」を感じてもらえたらと思った。
「外か~。うん、いいね。行ってみよう。」
「良かった!」
「多分今日はもう収穫は無さそうだしね。」
「え?」
二言目がぼそっと小さくつぶやいたので、私は聞き返してしまった。
ブルーが「何を食べさせてくれるの?」とすぐ話してきたので、私達の会話は途切れることがなく、そのまま家を出る頃まで続いた。

