強引な君と甘い恋




「もちろん応援してるんですが、…はぁ」



……?ますます不思議に思ってあたしから聞いた。


「何か困ることがあるの?」


「はい、大ありですよ!相談を受けるあたしの身にもなれって話しです!」


机に前のめりになった鈴ちゃんは興奮気味に話す。


す、鈴ちゃん!?



「先輩にお菓子あげるんだーって言って何回も試食したあたしの気持ち分かりますか!?」


どうしよー!鈴ちゃんが止まらない!


そのお菓子がどーのこーのと、その後もずっと愚痴を零す鈴ちゃんにおろおろするあたし。


誰か、止めて。



すると、息継ぎもせず話していた鈴ちゃんは突然、はぁと小さくため息をついて今度は困ったように言った。



「しかも、その先輩ってあんまり良くないうわさがあるんですよ?そんな先輩に夢中って…」



今の言葉にあたしがピタッと止まった。


言葉を続ける鈴ちゃんをジッと見つめる。



「…ってあれ?先輩ー?」


あたしの目の前で振られている手を見つめ、あたしは口を開いた。



「うわさ…?」