いつもの極悪な性格に戻っていたアタシ。

いつものゆうにサッカー部の練習に急ぐ。

『あっ、ちなチャンだー★』

『かわいいよねぇ』

相変わらずアタシは学校では有名人。


『ちなチャン。』

『何?』

誰かに呼びとめられた。

『俺のこと知ってる?』

『もちろん』

『マジで?』

それは金田 先輩だった。