「葉瑠もし俺が又ピアノ引けたら、


俺にも歌ってくれる?」




「今日の華月おかしい。でも考えてやってもいいよ。

華月リハビリ頑張ってね。

華月昨日の続きの絵書こうよ。


葉月さんありがとう。又歌わせて下さいね。」




葉瑠は華月の手を掴み、「華月早く昨日の続きしよ。絵の具買って来てくれた。」



「葉瑠が煩く言うから買ってきたよ。


水色と青で良かったか?」


「うんそうだよ。」



二人は仲良く葉瑠の部屋に入っていった。



俺はそれをポカンと見ていた。



華月は葉瑠が好きなのか?


まさかな華月は葉瑠みたいなお子様好きになったりしないだろう?



華月の女遊びの激しさに親父もてをやいていた。



いくら俺たちが注意しても聞く事がなかったのに、



そう言えば葉瑠が家に来るようになってから、



華月は女を部屋に連れ込む事をしなくなった。



華月が本気で葉瑠を好きになったって事か。



華月が恋のライバルだなんて俺に勝ち目ある?