[短編]彼に、もう一度

罪悪感を覚えた私は、

この町から消え去りたかった。

もしかしたら、恭ちゃんから逃げたかったのかもしれない。

精神的に追い込まれた私。

何も食べない、何もしない。

ただ座り込んで何も考えたくない。

そんな私を見た両親は、

ここに私を置けないといって、

引っ越した。

なんでだろうね。

恭ちゃんのほうがよっぽど苦しいのに

なんで、私が苦しいなんていってんだろうね。

ごめんね

ごめんね恭ちゃん。

神様、

私なんでもするから

本当にどんなことだってする。

恭ちゃんに嫌われてもいい

この命もいらないから

恭ちゃんにサッカーを返してあげてください・・・