[短編]彼に、もう一度



もう一度、サッカーがしたくてしたくてたまらない恭ちゃんは

リハビリをした。

諦めなかった。

私は確かに怒られたよ。

両親からはすっごく。

でも、恭ちゃんのお母さん、お父さんにも

そして・・・恭ちゃんからも。

責められる事はなかった・・・

でもきっと、そんなことを言っといて

本当は心の奥底で私を恨んでるはず。

私が子供だっただけで・・・。

原因は私だし、許してくれるなんて思ってなかった。

それに・・・

いっぱい管で繋がれている、気を失ってた恭ちゃんが、

目覚めて、最初に発した言葉は

「優奈は無事?大丈夫?」

っていって。

「優奈はここにいるよ!!ごめんね、ごめんねっ!!」

っていうと、

恭ちゃんはほっとした顔をした。