[短編]彼に、もう一度

そして、

恭ちゃんが

真っ赤に染まった。




「いやぁっ・・・・

いやぁあぁあああ!!」




そして、恭ちゃん重体で・・・

たまたま・・・本当にたまたま・・・

太ももあたりからひかれてしまった。

命の別状はなく、死に至る・・・ということはなく

危険はなかったことから不幸中の幸いだったけど。

あしを引かれたことは・・・。

・・・・

そしてもう回復しないと思われてた。

サッカーもできないとお医者さんから言われて

恭ちゃんは、すっごく悲しんでた。

恭ちゃんはすっごくサッカーが好きだった。

サッカーがとっても上手で。

みんなに慕われてて。

無口でクールな恭ちゃんがサッカーしてる時だけ

無防備な自然な笑顔を漏らす貴重な時間だった。

そして、恭ちゃんにとっての

幸せな時間。