「可愛いね。」 悪気のない伊織さんの言葉。 それが心に重くのって。 私はどう頑張っても、どんなに願っても、 この人たちとに追い付けない。 その現実を突き付けられた。 可愛い妹みたいな子。 それ意外の言葉なんて、用意されてなかったんだ。 私は一体何を期待してたんだろう。 そう思っていたら自然に先輩たちのところから、逃げるように去っていた。