「おい!」


グスグス泣いてたら、誰かが私?に声をかけた。



嫌だな。

こんなとこ、誰にも見られたくないよ。


「ぐすっ、すいません…」


とにかく早くここから立ち去ろう。
そう思って立ち上がった。


「待てよ。」


声の主に腕を掴まれた。


何!?
こっちは落ち込んでんのに…。




文句は言えないけど、腕は離してもらおうと思って顔をあげた。