キキキキィィ…


アタシは外に出て辺りを見回した。


「…何、ここ…」


外は朝なのに薄暗く霧がかかり肌寒い。


そして後から戸坂が出てきた。


「うわぁ…やっぱり嫌な予感が…」


「何怖がってんのよ…!」


さすがにアタシでも少し気味が悪かった。