大介はア然として私を見ている。 それでも治まらない私は過呼吸になってしまった。 「心音っ!心音!?大丈夫か?!」 大介も焦っていておどおどしている。 背中を摩ってくれたけど・・・。 治まってから冷静になった。 「ゴメンね、大介。学校遅れちゃう。」 急いで着替えてから学校へ向かい、二人して遅刻した。 私は気分が上がらない。 具合が悪いと言って保健室に行ってずっと泣いていた。