「・・・ッ・・!」 急に涙が溢れてきて、息がうまくできなくなり、呼吸が荒くなる。 また過呼吸・・・? きつい・・・苦しいよ・・・ 「・・・!心音っ!」 大介が走って私の元に来た。 「大丈夫?心音、落ち着いて。」 「心音っ!心音!大丈夫なの!?」 周りの声も今の私は冷静に聞けない。 「真鈴ちゃん!袋もってきて!何でもいいから、早く!」 大介が指示してるみたい。ずっと、温かい手で背中をさすってくれている。