5人の王子と1人の少女




木葉柊は私に気付くと周りの女の子を睨み、何かを言ってこちらに来た。


女の子達の視線が怖い。
どの国でも女の子はみんな同じみたい。


時間を見るともう3時半。


後30分しかない!
木葉柊も気付いたらしく時計を見て何かを考えていた。


「少しぐらい遅れてもいいだろ」


そう言うと私の手を取り公園に向かう。


されるがままにしているとベンチに座らされた。