アイス屋さんは今流行りらしく行列だった。 「うわっ… どうする?並ぶか?」 困ったように顔をしかめる木葉柊。 そんな顔されたらワガママ言えなくなるじゃん… 『うっううん!並ばなくていいよ。 違うとこ行こ?』 「…………」 焦って言うと木葉柊に見つめられた。 その綺麗な茶色い瞳に吸い込まれそうになる。 「よし。 並ぶぞ」 『…へ?』