コイツの唇柔けえ… 一瞬のキスだったけど柔かかかった。 ━…莉緒Side…━ ん… フワッとした感じの中で唇に感じた柔らかさ。 なんだろう? 一瞬だったから分からない。 まあいいか。 もうちょっとこうしとこ… ━…フランス 「おい! 着いたぞ」 木葉柊の声がする 『ん〜 後5分…』 まだ眠いよ。 「ふざけたこと言うな! 置いてくぞ」 フッと気配が消えた。 やば! 置いてかれる! 急いで目を開けると木葉柊が出口の方でめんどくさそうにこっちを向いていた。 『今行くから!』