「クッ…ハハハッ」 いきなり聞こえた笑い声。 見ると、さっきの少年がお腹をかかえて笑っている。 顔がクシャッと崩れて可愛い。 『……どうしたんですか?』 いきなりなんだ? 「ククッ 君おもしろいね。 気に入ったよ。 莉緒ちゃんだっけ? 俺は花岡雪斗-ハナオカ ユキト-。 雪斗って呼んでよ」 『あ…はい。』 「ちなみに2年生だよ」 なんか気に入られたらしいけど… なんだ? 『あの、』