「邪魔。」


ビクッ


突如聞こえたのは悩みの種でもある、男の声。


振り向けば眠そうに欠伸をする柊がいた。


コイツ………
人の悩みも知らないで!!!

気付いたら睨んでいた。


「何。
文句あるのかな?
オチビの莉緒ちゃん」


『はぁ!?
自分がちょっとでかいからって馬鹿にしないでよ!!』

そう叫んで私は部屋に入る。


「ったく、最初から行けよな」


まじ殴っていいですか?